昨日から、仕事初めです。 午後から、早速、相談依頼がありました。 新築当時から、問題が発生したようですが、 その後、何回も数件の会社が改修工事を実施 しましたが、結局、何も直らなかった。 莫大なお金を掛けても全て無駄になり、関係した施工会社、建築士の責任って、何でしょう? 関わったからには最後までやってほしいものです。
ハウスドクター事業も2001年に起業以来 12年目を迎えております。お陰様で、これまで1200件を越える診断実績ができました。 これからも、今まで以上に皆様のお役に立てるように頑張っていきますので、 本年も宜しくお願いいたします。
では今年始めての事例紹介です。 家が寒いから断熱のリフォームをしようとして、外壁、天井はよくされるようです。 しかし、足元が寒いとなかなか改善されません。 右上の写真は床下から見た、床面の断熱材の状況ですが、断熱材はあるが、すき間があるために断熱材の効果がほとんどありません。 これを直すには断熱材をしっかり、すき間なく充填させることです。でも床を剥がすのは費用も掛かるし、引越ししなければできないと思っていませんか。 かなり大変ですが、床下にもぐって、改修工事をすることもできます。断熱も家全体を考え実施しないと効果がありません。
右下の写真は床下から断熱材を改修した結果です。どのように、すき間なく充填するかがポイントです。 更に地盤面には地面からの湿気を防止するポリフィルムもすき間なく、施工することも重要なことです。
今年も多くのリフォームが実施されたり、 中古住宅の購入も増加してくると思います。 失敗されないように、まずは住宅診断から始められては、いかがですか。
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