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家の寿命は25年って、本当?

投稿日:2017/6/4

こんな事聞いたことありませんか?

木造住宅の住宅ローンは
ほとんどの方は25年で組んでいると思います。

家のローンが終わる頃、家も使えなくなる?
でも実際は多くの方が住んでいらっしゃいます。

ただ、家が古くなってくると
もう住めなくなるから、メンテナンスはしない。
そんな判断をされる方もいらっしゃるようです。


木造の家でもちゃんとメンテナンスをすれば
50〜60年以上も使えます。

この家はまだ、築25年。
「床下が湿気っているようで
何となく、カビ臭い」
という、ご相談でした。

床下に入るとかなりカビ臭い
木材もかなり腐ってきています。

床を支える床梁(大引)が半分ほど
腐っていました。

床下の地面には無数の白カビが発生。

原因は床下の地面からの湿気です。

正しい施工では
この地面にビニールシートを敷くこと。
あたり前の施工ですが、
それが新築時にされていなかった結果です。

一般の方がそれに気づく頃には
こんな状態になってしまう事もあります。

でも
改修は充分、可能です。
ただ、改修工事には
多くの時間とお金が掛かります。

こうなる前に点検されることを
お勧めします。

メンテナンスは10年が基本ですが
何が必要かは点検が必要です。

専門家による住宅の診断を
早めに行って現状を把握して
正しいメンテナンスをして
家を長く使ってください。

次回は来週末に更新の予定です。