住宅診断の【エスパス一級建築士事務所】

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住宅診断の事例紹介


結露かな?

投稿日:2010/2/27

寒い冬に起きる現象
「結露」
暖かい春になると消えちゃう現象
壁の表面に水滴が付き、それがカビになる
これが表面だけの被害なら、壁のクロスを
張り替えれば、OK?
でも、下地の石膏ボードまでぬれてしまうと
その水分、またはカビが残っていると
折角、クロスを張り替えても、またまた「カビ」が発生してきます。

更に水分が壁の内部まで達していると
壁に内部は一体、どうなっているんでしょう。
また、原因が結露だけでない場合
この写真は結露だけではありませんでした。
外部の壁、屋根から雨漏れが起こっていたのです。
これでは何度、クロスを張り替えても
カビはなくなりません。
結露の原因は「断熱不良」「断熱材の経年劣化」
湿度と温度の関係なので、生活のしかた、家全体の状態の把握が重要です。
暖かくなってから、「実は冬にここで結露があって、カビが生えてきたの、どうしよう?」という相談が春になると増えてきます。
結露の状態を実際に診ることは、改善策を検討する上でとても重要です。
たとえ、直すのが春でなければできなくても
現状調査は、その時がベストです。
何か、困ったことが起こった時は
その時に診ることがベストです。
いつでも、お気軽にメール、FAX,電話などで、ご相談ください。