外装材を張る前に重要な工事があります。
今は一般的になっている 「外壁通気層工法」の手順です。
まず、防水シート(正確に表現すると透湿防水シートになります) 一般的な商品名で云うと「タイベックシート」を張ります。 下から、順番に張っていき、重ねていきますが、 防水テープも使用して、防水性を高めます。
次は外装材を固定する下地(通気下地とも言います) この部分が通気をする空間になる為 通気下地材とも呼ばれています。
防水テープは窓周りや屋根周り、基礎水切り部などのシートが 切れる箇所に丁寧に施工していきます。
下地が完成したら、いよいよ外装材を 張っていきますが、 張り始めには(基礎水切りの上部分) 外装材を固定するスターターという 材料を使います。
現在は外装材を張る場合 正面から釘を打ち付ける方法ではなく 専用の固定金具を使う施工が主流です。
次回はその施工状態を紹介いたします。
次回の更新は来週末の予定です。
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