中古住宅販売の際に 耐震証明書というのがあると税制面で 優遇処置が得られるそうで、 建築士がただ、押印した、偽装とも思える 証明書があるそうです。 図面だけで耐震診断をしても、実際の劣化状態が 分らないと本当に大丈夫って、思ってしまいます。 最近、テレビにニュースでも雪の重みで 家が倒壊している映像をたびたび見かけます。 幸い人が住んでいなくて、大事には至らなかったようですが、ドキッとします。
右上の写真は築30年以上の家の小屋裏ですが 雪の重みで梁が折れてしまっています。 今までよく、折れなかったなあと思える状態です。勿論、緊急退避です。
右下の写真は壁の柱が折れて、外部の雪が見えています。 もともと、柱が腐っていて、屋根の雪を下ろした際に 外壁に大きな力が掛かったようです。 こうなる前に何らかの現象が出ていたと思われますが、こうなると改修が大変です。
中古住宅を買う前に リフォームをする前に 建物の劣化状態を把握しておかないと危険です。 劣化状態がある程度分れば、事前に改修することは可能です。 年数で建物は必ず劣化します。 その状態を見極めることは重要です。
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