住宅診断の【エスパス一級建築士事務所】

本日から、営業開始です。
１１年目を迎え、また新たな気持ちで皆様の安全と安心に為、活動していきたいと思います。
今年も宜しくお願いいたします。

さて、２０１１年、１回目の更新です。
「冬の住宅診断」
皆さんは住宅診断はやはり春になってからとお思いでしょうか？
外は雪が積もっているし、直すにしてもどうせ春にならないと出来ないし？とお考えですか？

冬には冬の特別な現象がいろいろ発生しています。その現象を見ていても、春になってからと思い、忘れてしまい、何度かの冬を経過してしまう。その結果、大きな問題を抱えてしまう場合もかなりあります。

上の写真は１２月に調査して建物の内部窓で結露が発生しています。窓の結露はそれ程、珍しい現象ではありません。
おそらく、皆さんもこの程度ならとか、春になったら、考えようと思われて、数年が経過する方が多いようです。

下の写真はその窓を外から撮影したものです。窓の両側に氷が付着しており、外壁の一部がかなり劣化しています。
この建物はまだ、８年目です。
この状態はもう、放置できる状態ではありません。何らかの補修をしないと壁に穴が開いてしまいます。
緊急対応が必要と判断します。

冬には冬の危険情報が現われている場合があります。ここで原因がはっきりすれば、対処方法は明確になります。