冬の間にいろいろと起きますね。
1枚目の写真は 換気フードの下側のサイディングの破損 これはフードと内部のパイプにすき間があり そこから、結露した水がサイディングの裏側から しみ込んで、凍害により、サイディングが破損。
現在の新築物件ではほとんど、このような 現象はありません。 改良した換気フードが市販されているからです。
2枚目の写真は天井点検口の蓋を開けた状態 雨漏れかと思いました。 しかし 3枚目の写真は ここの天井裏の状態です。 屋根下地合板に水滴が無数に付着?
ただ、あまりにも全体に水滴が付着しているので、雨漏れではおかしいと判断。
更に天井裏を調べた結果 驚きの結果が 浴室の換気用のパイプがはずれており 浴室の湿気が天井裏に流れ込んだことが 原因でした。
ちょっとした施工ミスが とんでもない現象を起こします。
4枚目の写真は 集合煙突の内部です。 今はほとんど、集合煙突はなくなりましたが 北海道では当たり前にあった集合煙突。
集合煙突の内部で結露水が大量に発生したものです。 この水の影響で集合煙突の表面に 水シミが発生しました。 表面を何度直しても、水シミは直りません。
集合煙突内部の結露は珍しい現象ですが 集合煙突と屋根板金の納めから 雨漏れが起こることはよくあります。
不具合が出ても 原因をしっかり確定しないと 決して直ることはありません。
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