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リフォーム?どう直そうか?А複桶小屋裏)

投稿日:2016/12/25

今回は2階の小屋裏です。
1階と同じように押入れの天井のボードが
持ち上がって、見ることが出来ました。

天井の断熱材があり
水シミ跡もなく
黒カビの付着もなく

築40年としては綺麗な状態です。
小屋裏の換気が良かったのだと思います。

ただ、断熱材(クラスウール)は
現在の基準よりはかなり薄いです。
40年前の基準では
防湿シートも無いのは普通です。

建築の施工方法も年々進化しています。
現在の施工方法と違っていても欠陥ではありません。

小屋裏に建つ柱は束(ツカ)と言いますが
そのサイズが9僂任靴拭
屋根は雪を落とす構造で
雪が屋根にほとんど載らない工法なので
このサイズでも問題はありません。

ただ、雪が落ちない工法
無落雪(スノーダクト)工法にする選択もあり
その場合は束と母屋(モヤ:梁)の交換が必要になります。

更に無落雪屋根にするにはちょっと問題があります。

屋根を支える2階の柱はあるのですが
その柱を支える、1階の柱がないのです。

2階の柱を補強するだけでは
構造計算上は問題がなくても不安があります。
木造は構造計算だけでは不具合が生じる場合があります。

しかも1階の柱を付ける場合は
その柱の下には基礎が必要になります。

それまでするとなると
工事費もかなり高くなり
1階の間取りの変更も生じてきます。

私の提案は屋根は現状のままで
屋根の雪の落下の問題があれば
フェンスを付けることをお勧めしました。

屋根の雪の落下は冬の時期に確認して
もらうことにしました。

今すぐにリフォームをするわけではないので
確認したり、検討する時間が取れます。

リフォームは慌てないで
慎重に進めることをお勧めします。

次回は最も重要な基礎(床下)についてです。
28日に更新の予定です。