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リフォーム?どう直そうか?(屋根上)

投稿日:2016/11/23

リフォームで失敗しやすいのは

そろそろ外壁、屋根が傷んできたから
外壁、屋根を直そうと
突然、思いついたように
業者さんに依頼する場合です。

その業者は外壁屋さん、塗装屋さん、
板金屋さんだと思います。
これらの方は各々専門の業者さんです。

ただ、全体を診れる人は
ほとんどいないと思います。
依頼のし方が間違っているんです。

では、先週からの続きで
今週は屋根の診断です。

40年前の落雪タイプの板金屋根です。
5年ほど前に部分的な無落雪屋根を設置し
屋根板金の塗装もやり直したようです。

この屋根改修はすでに外壁は直した後なので
通常の順番とは異なります。
屋根板金の立ち上がりと外壁の納めが
通常の納めと異なって
外壁より、板金が外に飛び出ています。


結果としてコーキングだけで防水を確保
する納まりになっています。
コーキングが劣化して剥がれる前に改修が
必要です。
コーキングは7〜10年で劣化します。

また、外壁の上張り工事の時に
外壁の通気層をコーキングで塞いでいます。
これでは本来の通気工法の意味がありません。

各専門業者さんは頑張って施工していますが
やはり全体を把握していないと不具合ができます。

それと屋根板金の劣化を診断する際には
よく見える平らな部分だけでなく
写真にあるような
淀(よど)、破風(はふ)という
先端部の裏側も診ます。

板金は水上ではなく水下の方が劣化が進みます。

劣化診断では診る部分が違います。
とても重要な部分を見逃しては
本当の劣化診断にはなりません。

次回は来週末に更新の予定です。
次回からは家の内部の診断になります。