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10年保証があるから、大丈夫?

投稿日:2013/11/17

「10年保証があるから、大丈夫」と
思われていますか?
「10年保証」という言葉はかなり前から
使われていました。
法律で定められたのは、平成12年4月施行
「住宅の品質確保の促進等に関する法律」
(通常は略して、品確法と云われています)
これにより、売主及び請負人に対して
10年間の瑕疵担保責任を負うことを義務付けました。
但し、10年間の責任義務を負うのは
々渋ぞ綵斗廚壁分について
雨もりについて
この2点だけです。

更に平成21年10月には
「住宅瑕疵担保履行法」が開始され
売主及び請負人には保険などに加入する
義務付けがされています。

今回の建物は構造上の問題ではなく
外装材の変形でした。
雨もりについては、不明でした。

その問題の外装材を剥がしたところ
(上の写真)
防水シートがありませんでした。
ここに防水シートを施行するのは一般的で
あり、契約図面にも記載されていました。
建物は品確法による10年保証がギリギリでしたが、構造上の問題もなく、雨もりも微妙でした。

しかし、今回は請負人と話し合いの結果
下の写真のように外装材の全面を剥して
防水シートを施行することになりました。
資金的に余裕のある建築会社なら、
こんな事もできますが、
保険も対象外、資金的な余裕もない会社なら
難しい問題が残りそうです。

次回の更新は来週末の予定です。