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リフォームのポイント

投稿日:2012/5/27

先日、国土交通省が
「中古住宅・リフォームトータルプランの概要」を発表しました。
2020年までにこの市場規模を倍増して
20兆円にするというものです。
内容を見ると、業者の仕事を増やそうとしているとしか、見えません。
一般消費者を保護するための保険だとか、紛争処理体制を整えて、一見、安心のようにも見えますが、私にはそうとは思えません。
インスペクション(検査)の強化も項目にはありますが、具体的には何もありません。

今、一般の消費者は自分で自分を守ることを
リスク回避の為の防衛策を自らが考えてやって行かないと、他人ごとではなく、大きなトラブルに巻き込まれてしまいます。

本日のリフォーム事例は、かなり高額な工事で増築もあったものです。

家全体を暖かくしたいということで、
外壁の断熱、窓も樹脂サッシなどにする工事でしたが、
基礎も外断熱にすれば、暖かくなるという説明で基礎の外部側に断熱材を張りました。
その結果、上の写真のように基礎換気口も
断熱材を覆われています。
新築の場合でも外断熱が流行っていますが、
リフォームは新築とは違い、既存部分をどうするかという問題があります。

見よう見まねで、表面だけの工事をすると
とんでもない問題が発生します。
下の写真はその問題の1つですが、
床下で大量の結露が発生しており、
このままの状態が続けば、床下の木材を腐らせてしまい、最悪は床が落ちることもありえます。

リフォームは新築以上に難しい工事です。
建築のことは素人で分らないからといって、
リフォーム業者に任せるのではなく、
ご自分で経験豊かな専門家を雇ってみてはどうですか。

次回はリフォーム後の対応について
来週末に更新の予定です。