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リフォームのポイント

投稿日:2012/5/20

昨日と今日は私も参加している
「欠陥住宅被害全国連絡協議会」の
第32回 全国大会が札幌で開催され、
開催地ということで、事例発表をしました。
後ほど、写真を掲載いたします。

今日は先週の続きで「その水は?」

窓周り、換気フード周りの外装材の傷みが激しい写真を掲載しました。
その原因は
右上の写真ですが、
室内から出た水分が外装材の裏側に流れ込み
外装材の裏面から水分を吸収して、
凍害により、外装材の裏面から劣化したものです。
ですから、外装材の表面にどんなに高価な塗装をしても直りません。

右下の写真は屋根に近い部分の外装材が傷んでいます。
小屋裏から、この外装材の裏面を診ると
黒かびも大量に付着しており、裏面から水分を吸収して凍害による劣化です。
この原因は外壁の通気層が不完全なため、発生したものです。

外装材の傷みは家全体ではなく、換気フード周りや屋根面に近い部分に発生していました。
部分的なこともあり、塗装工事で安く直したいと考えてしまいがちですが、
原因は表面の塗装の劣化ではありませんのでそれでは直りません。

正しい改修工事は外装材を剥して、問題点を改修した上で外装材を張るしかありません。

この判断を誤ると折角、お金を掛けて工事をしても、再度、工事が必要になります。

単純に塗装が傷んできたから、塗装を塗れば、なんて、安易な判断は失敗します。

次回は来週末に更新の予定です。