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リフォームのポイント

投稿日:2012/5/6

古い家だから、寒いのはしょうがない?
確かに古い家の場合は断熱材も薄く、断熱性能も低いかもしれません。
断熱材が施工されていない、事例も今まで、
ご紹介してきました。それは当然、寒いです。

右上の写真は床下の断熱材の状態を写したものです。
一見、断熱材がたくさん、入っているように見えますが、これでは断熱材の本来の性能が半減以下になっています。
下に湾曲した部分には断熱材のない空間が出来ています。ここに外気が流れ込めば、当然寒くなります。
黒いネットが黄色い断熱材をささえるという
とても便利な材料が市販され、作業効率はとても良くなったのですが、この黒いネットの使い方が問題です。

また、断熱材をたくさん入れたから、大丈夫という事もありません。
断熱材は熱を発するものでは、ありませんから、発熱する暖房機は必要です。
更に断熱は家全体で検討することが重要です。部分的な改修では、良い効果は望めないでしょう。

下の写真はユニットバスを床下から撮影したものです。
少し、下がった部分が浴槽の裏側です。
黄色い薄い断熱材が見えますが、これでは断熱性能はあまり、ありません。
冬に浴槽に入っていると、お尻が冷たいなどのような経験はありませんか。
現在のユニットバスの断熱はかなり改良されたものもありますが、ユニットバスを交換しなくてもユニットバスの床面に断熱施工をすることで、ある程度の断熱性能を向上することができます。

家が古いから、寒いと諦めるのではなく、現状を把握した上で総合的に検討されることをお勧めいたします。

次回は来週末に更新の予定です。