住宅診断の【エスパス一級建築士事務所】

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住宅診断の事例紹介


想定を超えた劣化

投稿日:2018/8/5

リフォーム前の住宅診断後

リフォーム工事の監理をさせて頂きました。

築25年で木製の窓枠を樹脂サッシに交換。

1枚目の写真は表面のモルタルを剥がした状態。
下地材がある程度、腐っているのは想定内でした。

2枚目の写真はその下地の下の
防水シートを剥がした状態で
柱、梁が腐って、ほとんど無い状態。


3枚目の写真は
木製の窓枠の表面は問題ないのですが
内部の木はほとんど腐って無い状態です。


想定外であっても、直す方法はあります。

柱はほとんど無いので交換。
横の梁はそれほど腐ってはいないので
補強という方法にしました。

この梁は2階の床を支える構造材を
受けているので、交換するには
2階の床を解体しなければなりません。

4枚目の写真は補強工事が
完了した状態です。

例え、どんな状態であっても
直すことは可能です。

この状態を見て、お客様は大変びっくりされていました。

しかし
「このタイミングでこの家の状態を知り
 直せたことは良かった」と
喜んで頂きました。

表面を見ただけで全体を想像することは
難しいと思います。

長く家に住み続けるのは
メンテナンスは必要です。
一生なにもしなくても、
大丈夫はありません。

住宅診断と監理はお任せください。
何か、気になる事がありましたら
お気軽にご相談ください。

次回は来週末に更新の予定です。