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家を買う時の判断基準はなんですか?

投稿日:2016/10/15

数年前から
中古住宅の購入が増えています。

購入を決める要因は何ですか?

新築より安い
場所が通勤、通学に便利
リフォームしてあって、綺麗

次の方の予約も入っているので
決断を急がされていませんか。

私は住宅診断のプロです。
購入前検査での必須項目は

家の傾き調査です。
家全体の傾き測定には
写真のような
オートレーザーという測定器を使います。

水平な赤外線が発信され
床の傾斜を測定できます。

家の傾きは
家全体の構造確認の判定に必須です。
家が傾いていたら
改修工事には多額の費用が掛かります。

更に傾斜に敏感な方は
歩くことで違和感を感じます。

その測定には
デジタル傾斜計で
歩幅間隔の傾きを調べます。

更に床下に入って状態を調査します。

この写真は床の傾斜を直して
いるようですが、
私は疑問です。

次の床下の状態は
まったくメンテナンスが
されていなかったようで
危険な状況です。

私の調査はこれ以外に
外壁、屋根上、小屋裏も診ますので

所要時間は4〜5時間掛かります。
費用は4LDK、35坪程度の大きさであれば
¥86,400−(消費税共、札幌市内)

書面による報告書は別途、費用が掛かります。

調査の前に所有者から
専門家による調査をする承諾を取ってください。

承諾を受けれない場合は
辞めた方が良いと思います。

1000〜2000万円もする
高い買い物です。

安心、安全の為に
購入前検査をお勧めします。

次回は来週末に更新の予定です。