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寒いという主観的な感覚

投稿日:2015/4/20

今回の更新が
遅れたことをお詫びいたします。
お待ち頂いている方には
本当に申し訳ありませんでした。

さて本日の本題ですが、
家が寒いという、ご相談は
よくあります。

そして
工事後、寒くなったという
トラブル相談もあります。

しかし、単に寒いという感覚だけでは
寒い原因が特定できないので

前に進みません。

そこで
「寒い」という場合は
客観的な判断をするために

サーモカメラで撮影して
画像から
問題点を探る方法があります。

今回は
お風呂のリフォームで
ユニットバスに交換したら
前より寒くなったというケースです。

居間はストーブを着けているが
隣の和室から
冷たい風が流れてきているようで
寒い。

この和室の温度の状態を
画像にするため
サーモカメラで撮影しました。

1枚目の写真は
目視画像です。

2枚目が
サーモカメラ画像ですが、

押し入れから
冷気が流れ出しているのが
分かります。

次に
3枚目の写真は
浴室の前の目視画像です。


このでも
サーモカメラで撮影
その画像が4枚目です。

明らかに冷気が流れてきているのが
分かります。

浴室と和室の押し入れは
隣接していますので

浴室で発生している冷気が
流れ出す、状態から

原因はここにあると
判断できます。

客観的な寒いという現象と
原因はどこから来ているかが
確認できました。

後は実際にどうなっているかを
確認して
改修作業をすれば、直ります。

改修後に
サーモカメラで再度
撮影すれば
結果も客観的に分かります。


次回は今週末に更新の予定です。