住宅診断の【エスパス一級建築士事務所】

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住宅診断の事例紹介


リフォームの危険

投稿日:2024/7/4

中古住宅を購入する際
すでにリフォームされている場合

当然、見た目、表面は綺麗です。

ただ、そこに潜む危険は分かり難い?
床下からの調査で分かること。

1枚目の写真
外部、内部はリフォーム済で綺麗。
すでに手付金(200万円)をうっており
解約には手付金を放棄しなければなりません。
この段階で何か?気になり
診断依頼がありました。

基礎の沈下により、家が傾いていたと思われます。
土台を上げて水平にすると
10cm以上の隙間があり
それをレンガ、ブロック、モルタルで埋めています。

2枚目の写真
築30年以上
大引(床梁)の腐れがあり
床が落ちる可能性があります。
家が古いからで片付けられる事ではありません。
床下点検口を開けた段階でカビ臭いにおいが・・

3枚目の写真
ユニットバスを新設する際に
基礎が邪魔になり、基礎を解体?
ユニットバスを新設する時
以前のお風呂より、大きくすると
こんな事も起きます。
基礎を解体して大丈夫なんだろうか?

4枚目の写真
外壁に窓を付けた工事が原因で
床下に漏水が発生。
単純に外壁をくりぬいて
窓をはめたので防水処理ができていないのが原因。

見た目が綺麗だからで安心はありません。

表面は綺麗に仕上がっていても
見えない処で大きな問題が起きているかも?