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何もしないと劣化は進みます

投稿日:2016/10/9

建物は人間と違って
自然に直るという
自然治癒力はありません。


5年前に
「雨もりが直らない」という事で

その箇所だけ
部分的に直し
その箇所の雨もりは直りました。

しかし
他にも小さな雨もりがあることは
5年前にお聞きしていましたが
その時はまだ、緊急ではありませんでした。

今回はその小さな雨もりが
進行して、大きな被害が出てきており

もう、放置できない状況になり
建物全体を大規模に
改修することになりました。


5年前の改修で
ある程度の劣化は
想定していましたので

外装材を剥がす前から
外装材の固定下地は
すべて交換する改修計画です。

壁の内部については
その状態が分からないので
確認しながらの改修工事です。


やはり、劣化がかなり
進行しており
改修作業が続きます。


それを含めた改修工事を
想定していましたので
問題はすべて解消できます。

表面だけの
外装材を張り替える工事では
再発の可能性がかなり高いです。


改修前の正確な診断と

改修時の監理は

改修工事に失敗しない為に
重要です。

私はこのような仕事を
専門にする診断のプロです。

次回は来週末に更新の予定です。